むだ毛とは ?
むだ毛を辞書でひいてみると、こんなふうに書いてあります。 むだげ 【無駄毛/徒毛】 美容や化粧のじゃまになる、顔・えり足・足などの毛。 (「大辞林 第二版」より) おじゃま虫扱いの「むだ毛」、もちろん気まぐれに生えているわけではありません。皮膚のあらゆる部分を覆う毛は、私たちの体を保護する大切な役割を持っています。 ワキ毛だって摩擦で皮膚がこすれるのを防いでいるのだから。私たちがまだオサルさんだった頃は、豊富な体毛で体温をキープしていました。
毛のサイクル 体を覆う毛は、全部で約140万本もあるそうです。そのうちなんと90本は、毎日知らぬ間に抜け落ちています。毛が抜け落ちた毛穴は一定期間きゅうけいをとります。少ししてまた毛が生えはじめ、一日0.2〜0.5mmずつ地道に成長していきます。 むだ毛の濃さ 毛の量は、だいたい14歳になるまでの間で決まります。毛は男性ホルモンの分泌量で刺激をうけて太くなったり、細くなったりします。そのためホルモンの分泌量の違いで毛の量や濃さに個人差がでてくるのです。ちなみに生まれたときは、男性も女性も毛穴の数は同じなんですよ。 ホルモンが多く分泌されると、刺激をうけた毛穴が成長して、毛も濃く太くなります。反対に男性ホルモンが少ないために毛穴が退化すれば、毛も弱々しい毛になるというわけ。 ホルモンの分泌量は遺伝の要素も大きく、そのほかストレスや肥満によっても変わるそうです。 むだ毛が多いと髪が少ない? 体毛の量と、髪の毛の量は反比例するといわれています。だから、体毛が少ない人は、頭皮の毛が多いんですね。もちろんいつも当てはまるワケではありません。これも男性ホルモンが原因らしいですが、その理由はいまだわかっていないのだとか。むだ毛のメカニズム、まだまだ謎がいっぱいです。